2006年01月16日

守らなければいけなかったこと。

(最初ち〜ぼさんの記事にコメントしようと思ったのですが、
私自身のことなので、自分のところに書くことにしました。)

それまで私は、自分では一生懸命仕事してきたつもりでした。
入院・手術することになり、
退院した後も休んでいた分の仕事の穴を埋めるべく必死でした。
でもどうにも体調が戻らない。以前のようには出来ない。
そんなジレンマの中、社長の一言で、私の中の張り詰めてた糸が
  ぷつん  と切れてしまいました。
「気合で直せ。精神ゆるんでるから病気になるんだ。」

自分が情けなかった。悔しかった。
そんな風にしか見てもらえてなかったのだと。
その時から、もう私は"一生懸命"をやめました。
「この会社には、リハビリに来ているのだ」と言い聞かせて
淡々と仕事をこなすことにしました。
その時していた仕事は、オフィスのレイアウトで
ものすごく深くも浅くも出来てしまうのでした。
今までだったら3案・4案と練ったレイアウトも、無難な1案を提出。
提案の仕方もワンパターン。物件は違えど、そんなに変わりありません。
でもそれでも通ってしまうのです。速い仕上がりを喜ばれる時もあり、
私にとって仕事は「創造的なもの」から「事務的なもの」へと変わりました。
表面上は無遅刻無欠勤で以前となんら変わらないように見えたかも。

けれど、それは、間違っていました。

今は激しく後悔しています。
「どうせわかってもらえないのなら、
同じ時間で同じお金しかもらえないのなら、
なるべく体をラクにしよう。」という姿勢が、
私の心の大事な部分を損なっていったのです。
大好きな仕事だったのに、手を抜いてしまった。
出し惜しみするようなケチな心の人間になってしまった。

「そんなに頑張らなくてもいいじゃない。」
と言ってくれた人がいて、
弱くなった私はその言葉にすがってしまいました。
私は私のことを見失っていたのです。
「その時楽な道を選んでも、後からそれはツライ道に変わる。」
私はそういうタイプの人間だったんです。
今のこの状態は、なるべくしてなったものなのでしょう。

病気になり、「一番大事なものは自分の体だ」と思いました。
でも、もうひとつあったのです。
うまくいえないけど、自分の誇り、みたいなもの。品性、みたいなもの。
傷つけられても、守らなければならなかったもの。
「やる気」とかを他人にどんなにそぎ落とされても、
ズルしちゃいけなかったんだ、自分の姿勢を失っちゃいけなかったんだ、と。
今ならそう思うのです。




posted by ヒノヒカリ at 00:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 失業生活・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろいろアドバイスありがとうございます。

出向期限満了も近いので今日人事の人が来ました。
当然今回の事も何も知りません。
人事はヒトゴト・・・・どうなることやら・・
Posted by ち〜ぼ at 2006年01月17日 21:51
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